フリーで翻訳をするなら

フリーの産業翻訳(日英、英日)をやっています。
以前はオンサイトで翻訳を行っていましたが、数年前にフリーランスとして独立して、各社のトライアルを受けながら頑張っています。
得意分野は一応IT・ローカライズ関連ですが、これからまだまだ増やしていきたいです。

フリーランスになってからというもの、人と話すことがめっきり減ってしまったので、つぶやきを吐き出すところとしてブログを始めました。
翻訳関係のことについて発信していけるように精進していこうと思います。

さて、ご存知ない方のために説明すると、オンサイト翻訳とは企業内で翻訳を行うことを指します。出勤しているということですね。
これが通訳だとインハウスと言ったりするのが面白いところです。
翻訳をやりたいというだけなら、オンサイトなら会社内の人に分からないところを聞けますし、フリーと比べるとハードルが低いことも多いかと思います。

私は最初はチェッカーとして、他の人の訳文をチェックする仕事から始めました。
フリーの翻訳家になりたい人でチェッカーやオンサイトを経由する人って少なくないんじゃないでしょうか。

それでも、翻訳家を目指す人は、多くがフリーランスになることを目標としています。
かっこいいからというのもありますし、自由度が高く、案件を選ぶことも出来るからですね。

これからフリーの翻訳家を目指す人にアドバイスをするとしたら、やはり得意分野を作った方が良いということです。

特定の業界での勤務経験がある人は、例え翻訳業務をやっていなかったとしても武器になります。
「特定分野でオンサイト翻訳をやっていた」ですと尚良いですね。
これはその業界のみで使われる専門用語や独特な表現が、翻訳の原稿で良く見られるからです。

例えばパソコンで「Create New」とあったら、多くの場合「新規作成」と訳出します。
「新しく作成」などと異なる表現の訳出をしてしまうと、不自然な訳文になってしまうのです。

翻訳家が力を発揮するのはこういう「この場合はこっちの訳だな」という判断面だと私は思いますので、こういう専門分野的な知識をつけていくことがフリーランスになる道だと思います。