フリーランスで必要なこと

フリーランスで仕事をしたいと思ってもなかなか最初から仕事をさせてもらえるようなことは起こりません。なので大体の人はまず企業に勤めてその実績を積み上げます。翻訳の必要なスキルは語学力ですが、それとは別に専門的な知識も必要になってきます。そしてその上で実務経験が必要です。例えば外国語に関しての専門学校、大学を卒業し、養成スクール等でノウハウを積み上げ、翻訳、通訳のエージェント(企業や代理店)に入るのが一般的になります。

ただ、そういったスクールや養成所に入らずになる人もたくさんいるので必ずしも必要というわけではありません。それから、社員として求人を出してる企業はそう多くなく、結構限られてくるためフリーランスで働きたい人が増えるのは当たり前かと思います。ただ、やはり最初は経験がない為、クラウドソーシング系や仲介企業等を使って仕事をもらいながら実績を積むこともできます。できるだけ簡単な事から始めてみるといいと思います。

では、フリーランスにおける収入の話を少ししましょう。

翻訳の仕事は文字数や単語数で単価が決まっていて、日本翻訳連盟の提示してる金額を例として出すと、コンピューターマニュアルの英文から和訳するのが一単価で28円程度、和文から英訳するので20円程度、それから経営管理や財務、誓約書は英文から和訳するので30円、和文から英訳するので25円程度となってます。ただ、クラウドソーシングだとそもそも求められるスキルが違ってきたりもするので単価は低くなることも多いです。

なのでフリーランスの場合は、他の仕事を一緒にやりながら稼いでいる人が多くいます。さらに通訳の場合は、1日8時間の拘束がある時、大体15,000円程度が最初は一般的ですが、キャリアがある人は100,000円くらいの人もいます。

なので、まずは色んな経験を積むことが大事だと思います。

 

フリーで翻訳をするなら

フリーの産業翻訳(日英、英日)をやっています。
以前はオンサイトで翻訳を行っていましたが、数年前にフリーランスとして独立して、各社のトライアルを受けながら頑張っています。
得意分野は一応IT・ローカライズ関連ですが、これからまだまだ増やしていきたいです。

フリーランスになってからというもの、人と話すことがめっきり減ってしまったので、つぶやきを吐き出すところとしてブログを始めました。
翻訳関係のことについて発信していけるように精進していこうと思います。

さて、ご存知ない方のために説明すると、オンサイト翻訳とは企業内で翻訳を行うことを指します。出勤しているということですね。
これが通訳だとインハウスと言ったりするのが面白いところです。
翻訳をやりたいというだけなら、オンサイトなら会社内の人に分からないところを聞けますし、フリーと比べるとハードルが低いことも多いかと思います。

私は最初はチェッカーとして、他の人の訳文をチェックする仕事から始めました。
フリーの翻訳家になりたい人でチェッカーやオンサイトを経由する人って少なくないんじゃないでしょうか。

それでも、翻訳家を目指す人は、多くがフリーランスになることを目標としています。
かっこいいからというのもありますし、自由度が高く、案件を選ぶことも出来るからですね。

これからフリーの翻訳家を目指す人にアドバイスをするとしたら、やはり得意分野を作った方が良いということです。

特定の業界での勤務経験がある人は、例え翻訳業務をやっていなかったとしても武器になります。
「特定分野でオンサイト翻訳をやっていた」ですと尚良いですね。
これはその業界のみで使われる専門用語や独特な表現が、翻訳の原稿で良く見られるからです。

例えばパソコンで「Create New」とあったら、多くの場合「新規作成」と訳出します。
「新しく作成」などと異なる表現の訳出をしてしまうと、不自然な訳文になってしまうのです。

翻訳家が力を発揮するのはこういう「この場合はこっちの訳だな」という判断面だと私は思いますので、こういう専門分野的な知識をつけていくことがフリーランスになる道だと思います。